あのなぎさの忘備録

社築してる人の忘備録、日々あったこと素敵だった事を書きたいな

子供の頃勘違いしてたちょっと恥ずかしい事

お題「子どもの頃に勘違いしていた、ちょっと恥ずかしいこと」

こんなお題を見つけたのですが

私、あのなぎさは

炭酸を含む飲料が飲めません。

「えっ、炭酸飲料って美味しいじゃん」

「炭酸色々あるのに飲まないのは損してる」

など昨今のネットで言われた事があるのですが、違うのよ…味じゃないの私のこれはトラウマなの。

泣けるような笑えるような話

数十年前、私は実の母を病で亡くしています。手先が器用で常に背後に百合の花とか、光のエフェクトが見える女性、それが母でした。

私が小学生1年生になった時

母は冗談を言いました。

母「炭酸飲料を飲むとね、骨が溶けちゃうのよ〜」

私「えっ、溶けるの!!」

母「うん、皆は飲んでるけど

骨がね、ぼろぼろになって、体の中から溶けて崩れちゃうのよ、なぎさちゃんはあまり飲まないようにしてね?」

私「うん!!」

それが母と交わした最後の会話でした。

その後母の乳がんが発覚。母は病院へ私は遠い親戚に預けられました。

次に母と出逢ったのは火葬場、既に母は亡くなっていました。

(あ、お母さんだ!!寝てるみたいだし起こさないようにしなきゃ……)

久しぶりに会った母は相変わらず美しく、

私は母と会えた喜びを噛み締めていました。(誰も母が病気で亡くなったとか言わなかったんだよねー)

次に見た時には

母は骨に変わっていました。

私はここで

母が既に生きていなかったのだと、やっと気づいたのです。

骨を砕くように、指示がされ親戚に言われるがまま、私は母だった物を泣きながら砕きました

(今思うと、これ女児にやらせんの鬼畜すぎん?)

その時に私の頭には1つの考えがよぎりました。

(お母さん、炭酸の飲みすぎで死んじゃったんだ!!)

…………こ、この発想である。

色々タイミングが悪かったんや、大人達は子供にこの状況どう説明していいかわかんなかっただろうし、私は子供で勝手に思い込んでたし、

その後、私の中で炭酸は、薬物、煙草と並ぶ、危険な趣向品扱いになりました。

……いやね、国によっては大麻合法って場合もあるから、日本では炭酸がそれに該当するジャンルかと……

(尚この誤解は中1まで続いた)

色々書きたいことはあるんだけど、ひとつだけ

冗談言ったまま死ぬな!!

もうね、黒歴史よ。

炭酸見るたび、思い出すの

母の死云々よりも

純粋にあの時の思い込みが恥ずかしくて、味を楽しむなんてとんでもない、恥ずか死しそうになるの。

子供は大人の言ったこと真っ直ぐ信じるからね!!

冗談言ったらなるべく早く訂正しないとエラい事になるよ。

 

おしまい